夜逃げをした人は探さないというのは、これは僕の探偵としてのポリシーなのです。業界でも、私と同じように考えている人は多いのです。というのは金銭的トラブルが背景にある人探しの仕事は受けないというのが探偵業界での暗黙のルールになっています。
これには様々な理由があるのですが、借金で首が回らずにいように形をした人を捜し出しても、その結果は不幸なことにしかならないのです。というのが一番の理由です。
借金を踏み倒したい人間の方が悪いと言われれば確かにそうなのですが、しかしその人間を探し出して報告するという行為が人道的に正しいかどうか、そこは評価が分かれることでしょう。
せっかく逃げたにもかかわらず、見つかれば追い込みをかけられ、最悪の場合、一家離散や心中などということに発展しかねないのです。
失踪人探しのノウハウをがあっても、その中に、子供の転校先から行方を検討つけるというものがあります。
転校する前の学校にいって、こんなふうにかつての同級生に聞いてみるだけで、転居先のエリアが多いに絞られます。そこから、徐々に親の居場所をたどり、発見していくのです。
その他にも、プロならではの調査方法がいろいろあります。
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