好奇心や探求心が満たされる感覚もありました。好きこそものの上手なれという言葉をがありますが、そんなことを繰り返してるうちに、探すということが得意になっていました。
また、配達する季節は冬が多かったのです。昔の田舎では夏場は、田んぼを耕してクラスのですが、冬場は、男は出稼ぎに出て、女は家でおりものというのが定番でした。
つまり、私は冬の吹雪の道なき道を、すべては転びすべては転び品から、配達をしていたのです。これはなかなか過酷なことで、探偵に必要な忍耐力はこのとき鍛えられたのだと思います。
そんな環境で育ちはしましたが、喫茶店で探偵養成学校と雑誌を記事を見るまで、探偵になろうなどとは考えたこともありませんでした、やはりほんの気まぐれというものでしかありません。そして実際にやってみて向いていないと思ったら、すぐに別の仕事を探そう、そんな軽い気持ちで探偵の養成学校の門をくぐったのです。
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